私たちは、皇室の伝統的な男系継承を確保する「養子案」の早期実現を求める活動を進めています

Q7.「女性宮家」の創設が必要という話がありますが、「女性宮家」とは何ですか?

「女性宮家」は女性皇族を当主として新たな宮家を創設することですが、これまで、すべての宮家は、皇位継承権を持つ男子皇族を当主として創設されてきました。

本来、「○○」宮とは、皇位継承権を持っておられる男子皇族の「称号」であり、「宮家」は皇位継承権を持つ男子皇族およびその家族を指します。これに対して、「女性宮家」制度を設けようとする考えは、女性皇族が皇族以外の男子との結婚後も皇族の身分を失わず、その女性皇族を当主とする新たな宮家を創設する制度を設けようとするもので、この制度のもとでは、夫である男子及びその間に生まれた御子をも宮家に属する者として皇族の身分を取得する制度となる可能性がありましょう。
なお、皇族の数が減少していることから、皇族のご公務を分担していただくために、「女性宮家」制度を設けることが必要であるとの主張もあるようですが、そもそも宮家というものは、万が一天皇の直系子孫に皇位継承者が存在しない事態となったときに備えて、皇位の安定的継承を図るため、皇位継承権を持つ男子皇族を当主として創設されてきたものであり、「女性宮家」制度を設けようという主張は、宮家制度を設けた本来の趣旨と相容れないものです。

(出典「なぜ皇位は男系で継承されなければならないかQ&A ―徹底解決・疑問に答える15のAnswer―」、皇室の伝統を守る国民の会)

 

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