父方をさかのぼれば神武天皇につながる血筋を「皇統」と言います。女性天皇は、女性であっても、この皇統につながる天皇ですが、女系(母方系)天皇は、この皇統につながらず、それ以後、皇位の継承は皇統ではない別な血筋に移ってしまいます。
過去の女性天皇は、すべて父方で皇統につながる男系(父方系)の天皇でした。現在論議されている女性天皇の場合も、例えば愛子内親王殿下、佳子内親王殿下であれば、男系(父方系)の女性天皇となります。しかし、女性天皇が皇族以外の男子と結婚しておられるか、または将来皇族以外の男子と結婚されれば、出生する御子は女系(母方系)天皇ということになり、父方をさかのぼったとき神武天皇以来の皇統につながらず、それ以降、皇位の継承は皇統とは別の血筋に移ってしまうことになります。
(出典「なぜ皇位は男系で継承されなければならないかQ&A ―徹底解決・疑問に答える15のAnswer―」、皇室の伝統を守る国民の会)
歴代天皇系図(126代)
説明 初代神武天皇から126代今上天皇陛下までの歴代天皇系図(A3サイズ、2ページ)を作成しました。 この説明欄下のリンクよりダウンロード・複製・配付などして、ご自由にご活用ください(著作権は放棄しておりませんので改変しての再配付はご遠慮く...